The Farm 51 - Chernobylite
"疑問に思ったことはない?あなたは...人類は、これほどに科学技術を発展させながら、なぜ性懲りも無く自己破壊を繰り返すのかと
なぜ自分たちの生きる生態系を壊すのか?なぜ同じ人類や他の生物種を殺戮せずにはいられないのか?
なぜ繰り返し繰り返し、短絡的な利益のために自分の未来を犠牲にするのか?"
- タチアナ
1986年。チェルノブイリ、プリピャチ。この時多く人が多くのものを失った。住処も人も時間も記憶も。
研究者であったイゴールは事故をきっかけに失してしまった恋人"タチアナ"と、事故から生まれた物質"チェルノブライト"の管理を名目に占領され、私兵に囲まれたプリピャチを探索する。
ポストアポカリプスの世界でリソースマネジメントをしつつ人員の確保と基地と組織を拡大し、発電所の解放を目指すサバイバルSci-Fi RPG。
制限された中で、手かがりを重ね合わせて発端の震源地に向かうストーリーで、ゲームシステム自体は目新しいものはないが、最初から最後までコンパクトかつバランスよく組み込まれている。
その都度の行動や決断が自身だけではなく組織や仲間に影響を及ぼし進行する。多少ご都合主義的な終盤の締めくくりも、自ら手に残すものを決めることができる物語の帰結や手がかりごとに明らかになる回想するシーケンスは感情移入しやすい構造だと感じた。
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[Requirements] Steam/ PC: Ryzen7 3700X, GeForce RTX3060
[Playtime]: 24H
[Link] Steam Page